5千PVでも不合格…アドセンス審査で落ちた2つの理由と解決方法
- 2019.02.22
- その他

当ドメイン・サイトでアドセンス審査に申し込んだところ、何度も不合格になって、やっと合格できました。
明確な理由はもちろん分かりませんが、主に2つの原因と解決方法が考えられたので、サンプルとしてシェアしたいと思います。
これからアドセンス審査を申し込む人、不合格になってしまった方は参考にしてみてください。
前置き・アドセンス審査に申し込む前の状態はちょっと特殊なパターンでした
一般的には新規にサイトを作って申し込む場合が多いと思います。
このサイトは元々運営してたドメイン・サイトからWebデザイン関連の記事だけ移転したものになります。
元々のサイトはまだアドセンス審査が緩い頃に申請して余裕で合格。
すでに広告を貼っていて、こちらに移転したジャンルの記事だけでもある程度の収益がありました。
自分は本業がWebデザインなので、内容的にも少なからず信頼性があって役に立つものだと思います。
審査が厳しくなったと言っても、余裕で通ると思ってました。
が、結果は前述した通りボロボロ。4、5回は不合格。
PVは少なくとも5千は超えてたので、本当に予想外の落とし穴でした。
最終的には合格できたので、参考になりそうな不合格理由と改善ポイントを2つ紹介します。
アドセンス審査に落ちた2つの理由と改善したポイント
指摘された理由は次の2つ。
- ① スマホでの操作・表示に問題あり(スクショを撮っていなく、正確な文章は失念)
- ② 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)
① スマホでの操作・表示に問題あり
現状は無料のテーマを適用してますが、はじめは自作のWPテーマにしてました。
しかも、ここもナメてたところなんですが、所々簡易的に(テキトーに)カスタマイズしていて。
(移転時に文章の改行も消え、読みづらい印象になってました。これが問題かはわかりません)
結果、「スマホでの操作・表示に問題あり」と指摘され、不合格。
部分的に甘いところは自覚してましたが、明らかに以前より厳しくなったことを思い知りました。
改善した方法
はっきりした箇所が分からないので、もういっそ既存の有名なテンプレートに切り替えました。
(バズ部のXeoryBase)
文章の改行も適度に開け再申請したら、この指摘はパスしました。
参考になりそうなポイント
この点は既存のテンプレート使えば割とすぐ対処できると思います。
テーマを自作する方は少数でしょうが、自作できる方も審査時は既存のテーマやブログサービスを使った方が安心だと思います。
また、既存のものを使用する場合もなるべく人気のものを使用し、最初はあまり自分流にカスタマイズしない方が無難でしょう。
② 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)

次に指摘されたのがコレです。
(記事は最初の審査時から同じなので、一つ一つ指摘してくスタイルみたいですね)
「広告の比率が高すぎる」については、ほぼ広告貼ってないのであり得ない。
記事数も50記事以上あるのでボリュームの問題でもない。
記事内の文章量も平均より少ないことはなさそう。
つまり、問題は記事の内容が「ユーザーにとって価値がほとんどない」と言うこと。
記事は一切コピペしてないし、割と真面目に手間をかけて作ったものだったので、結構ショックでした。
ただ、さすがに【全部の記事の価値が水準以下】ということもちょっと考えにくい。
となると【価値が薄い記事が一定数あった】と判断されたんだと予測しました。
改善した方法
記事数を増やすとかリライトするのではなく、問題がありそうな記事を非表示にすることにしました。
サイト内の記事ジャンルは主に「Web業界への就職の体験談(15記事ほど)」と「デザインソフト等のハウツー記事(30記事以上)」の2つ。
最初は「就職体験談」関連を非表示に。
理由は「薄い」と言うより、昨今「健康」などテーマ的に重大なものはGoogleの目が厳しくなってる傾向があるため。
「就職」と言う人生に関わるテーマ的に審査基準が高いのかもしれないと推測しました。
また、ハウツー記事も内容が薄めのものはいくつか非表示にしました。
そして、再申請。
が、結果は変わらず。
「価値ないよ」と。
ハウツー記事も結構丁寧に書いてるので、すんなり納得はできないんですが、確かに内容的にオリジナル性は高くありません。
ソフトの使い方なんて誰が書いても同じといえば同じなので。
そこで今度はハウツー記事を非表示にして、就職体験談15記事ほどで再申請。
これは実際の体験を元にしてるので、オリジナル性は高め。
で、なんとか無事に合格。
正直、これでダメならもうお手上げだったのでホッとしました。
参考になりそうなポイント
- 「記事の価値がない」場合、リライトや新記事投稿以外に価値がなさそうな記事を非表示にすることも有効
- テーマ的にオリジナル性を出しにくい場合、価値が低いと判断される可能性がある
- 画像もオリジナルのものを多数載せていたがNGだったため、テキスト内容での価値が重視されそう
- 記事数が多く何が問題か予測しにくい場合、記事数やジャンルを絞って申請するのが有効
教訓としてはこんなところでしょうか。
さいごに
googleの不合格通知からだけだと推測するのはなかなか難しいです。
失敗例・成功例の一つとして、参考にしてもらえたらと思います。
今回、移転してからすぐ合格できるだろうと楽観してたのがそもそもの失敗でした。
ドメイン・サイトを移転する場合、どれだけ自信があっても新しいドメインでアドセンス審査が通ってから移転した方が良いのではないかと思います。